日本の中世の終焉を早め近世の扉を開いた不世出の天才
父、織田信秀の次子。尾張の那古野城で生れた信長はわずか2歳で那古屋城の城主となる。信長最大の転機となった桶狭間の戦いでは今川義元2万5千の兵に対し僅か3千の兵で今川軍を討破り戦国の表舞台へと猛進していった。
その後、1568年に足利義昭を擁して上洛を果す。信長は他の武将達に先駆けて鉄砲の有効性に目をつけたばかりでなく、鉄砲を伝えた南蛮人とも積極的に接した。特に軍事情報には耳を傾けた信長は積極的に鉄砲を取り入れて強大な軍事技術力を習得した。しかも常備軍団(それまで当時の兵は農閑期のみ稼動するのが常で兵農分離されていなかった。)の設置により常に軍事訓練がなされ、特に鉄砲の扱いを習熟させる事に成功させた信長は中央集権システムの確立により軍団への絶対的な統率権と命令権を確立したのである。鉄板張りの軍艦や大砲など激戦の勝利に導く技術力を取り入れた信長は銃砲収集と合理主義で、戦国乱世の日本を統一し、近世国家への道を開こうとしたのである。
信長は軍事だけでなく、道路整備・関所撤廃・楽市楽座など、商業振興策をとり兵農分離宗教勢力の政治・軍事・経済からの駆逐を断行した事が他の戦国大名に比べてはるかに進んでいた。強力なリーダーシップで天下布武を宣言した信長であったが、本能寺の変により家臣の明智光秀に襲われ天下統一目前にして自害した。
【製品案内】
斬新な発想、大胆な戦略で戦国末期を席巻した戦国武将・織田信長。南蛮文化を好んだと伝わる、織田信長公を、当時日本に伝来した南蛮兜と鎧、宣教師風のビロードのマントを身にまとった騎馬姿で再現しました。製品は、金属で鋳造した像の上に、黒・赤・金などで彩色を施しています。
本品は、“長篠の戦い”において、戦いの前に織田軍の布陣を確認して勝利を確信した時の姿をイメージして制作しています。信長は、鉄砲の有効性に着目し、いち早く大量の鉄砲を保有した武将です。その馬の右側には、武田軍を破滅に追いやった当時の最先端武器火縄銃を、考証に基づいて精巧に再現したものを装着しました。 また、草刷りや臑当といった甲冑の細かな部分に至るまで、丹念に形を再現してつくり上げています。
品質維持のために、生産数はわずか500体限り。
限定生産を証明するシリアルナンバープレートがベースに付けられています。
製品形態 | ヒストリカルフィギュア |
製品名 | 『織田信長』 |
スケール | 90mmスケール |
素材 | ピューター(金属)、木製 |
数量 | 500体 |
商品サイズ | 全高:約14.5cm 幅:約10.5cm 奥:約8cm |
付属 | シリアルナンバー(NO.1~500) |
重量 | 約1400g |
希望小売価格 | 15,000円(税別)=15,750円(税込) |
ライセンス表記 | (C)KENSIN |
Historical Figure ヒストリカルフィギュアとは?
中世の金属製騎士像(ヒストリカルフィギュア)は「キング オブ ホビー」と呼ばれる程、ヨーロッパで大変人気がある大人のホビーです。
本製品は初の和製ヒストリカルフィギュアです。金属(ピューター)鋳造で造られており、ずっしりとした重みがあります。 また、ピューターは錆びにくく、時間が経つとさらに味わいが出る素材です。武将の甲冑を正確に再現するために、戦国期の現物資料に基づいて研究を重ねました。重要文化財の修復を手がける数少ない甲冑師の方々にご協力頂き商品化しております。 材質:ピューター(錫合金)、木製/シリアルナンバー付 (C)KENSIN
◆納期について◆
TWT-JAPANに在庫がない場合は、株式会社 謙信様より直送させて頂きます。 同時にご注文の商品とはお届け日が変わる可能性がありますので、ご了承下さいますようお願い致します。